-「アキレス腱」が人生をかえた-

 ここで私の一日の過ごし方を紹介しましょう。

 まず、朝5時半に起床しジョギング。植物を見たり、ホトトギスやキツツキなどの鳥の声を聞きながら走っていると、何か得した気分になります。 

 そして、6時半ごろから1時間家庭菜園で農作業をし、朝食を取り出勤。会社では、効率的な業務を遂行するため、他の事は一切考えず集中する時間を設けています。夜7時ごろ仕事を終え、スポーツジムへ向かいます。スイムやバイクに一生懸命になると、自然と昼間のことは忘れてしまいます。そして、家に帰りビールを飲み、野菜中心の夕食を食べ床に就きます。

 こんな私も10年前は今とは180度違う生活をしていました。大して仕事はしないし、夜は暴飲暴食で、ただの飲んだくれ。今より10キロも太っていました。おまけにスポーツ音痴と、思えばつまらない人間でした。

 しかしこんな生活も、ゴルフでアキレス腱を切ってからガラッと変わりました。リハビリでスポーツジムに通うようになったからです。逆に言えば、アキレス腱を切ったことが私の命を救ってくれたようなものです。

 これまでに私の友人3人が脳梗塞で倒れています。仕事のストレスと暴飲暴食が、結局命取りになったのです。肥満も昔は「貫禄がある」といわれてプラスのイメージもありましたが、今では自分をコントロールできない人間に過ぎません。

 私の経験から言えば、健康を維持するためには何事も継続してやりぬくこと、そしてリズムある生活が大切です。
そしてもう一つ付け加えるとすれば、ボランティア活動も元気になる秘訣と言えるかもしれません。元気なお年寄りを見ていると、積極的にボランティアを行っている人が多いようです。やはり「人の役に立っている」と思うことで、元気が湧いてくるのでしょうか。

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太陽くんの環境ノート
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