-環境カウンセラーとしての初仕事 小学校でケナフの種まき -

 倉敷市内の小学校で、6月にケナフの種まきを行いました。私が卒業した乙島東小、玉島南小、中洲小の3校です。
 種まきの時に、子供たちに「自然のカブトムシ、メダカ、ホタルを見たことがありますか」と聞いてみました。手を挙げるのは、せいぜい1割程度の子供に過ぎないと思っていたんですが、驚くことに半数以上の子供が手を挙げました。何ともうれしい限りです。 小学校でケナフの種まき
 もっと驚いたのはある小学校を訪れた時でした。2年生のうち半数以上の児童が、地球の温暖化について知っていたんです。その原因が二酸化炭素だということもちゃんと分かっていました。
 しかし、ほかの小学校で同じ質問をしたところ、温暖化について知っているのは数人程度。

「環境問題を理解してもらうには、教育しかない」ということを痛感しました。  種まきを通して植物を育てる楽しみを知ってもらいたいのはもちろんですが、それだけではありません。植物や動物、友達に思いやりを持って接することができる子供になってほしいのです。
 勉強は中学生や高校生になって、一生懸命やればいいんです。小学生にとって大切なのは、元気な体を作り上げること。そのためには、池の中に入ったり、カエルを捕まえて遊んだりする方が、子供たちのためになると思うんですが、皆さんはどうお考えでしょうか。

 夏になると、ケナフは1週間で約30cmも伸びます。秋には3~4mになり、収穫の時期を迎えます。

 収穫後に子供たちと紙や炭を作るのを今から楽しみにしています。 小学校でケナフの種まき

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太陽くんの環境ノート
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